ペット可物件が高いのは何故?敷金や礼金について相場などを紹介!

ペット可物件はやっぱり高い?家賃・敷金などの相場は?

ペットと住みたいけどなかなか良い物件が見つからない・・・。
やっと見つけたと思ったら予算オーバーなんてことも多々あります。

ペット可物件は物件数が少ないため金額が高くなるのは分ります。しかしペット可の物件の中にも種類があり、意外と低額の物件も存在するのです。

今回はペット可賃貸物件の相場を調査してまとめています!

お部屋探しのご参考にされてください。

ペット可物件の種類

ペット可物件でも3つの種類に分けられる

ペット可物件と言っても、

  • もともとペットと住む人の為に建てたマンション「ペット共生型物件」
  • 築年数が長くて人気のなかったマンションをペット可にして借り手を増やしているマンション
  • 「ペット応相談」となっている許可がおりればペットが飼えるマンション

とだいたい3つに分けられます。

どんな種類があるか知っていれば物件も見つかりやすいです。
しかしやっぱり一番は「ペット共生型マンション」が飼い主もペットも気持ち良く過ごすことができます

月々の家賃の相場

ペット可物件の家賃の相場はいくら?

一般的に
「ペット可マンション」は不可物件よりも1~2割高くなる
「ペット共生型マンション」は不可物件よりも1.5~2割高くなる
ことが多いです。

不可物件と同じ位の金額の物件もありますが、駅から遠かったり、郊外の物件が多くなります。都心で探す場合はやっぱり2割増しと考えていたほうがいいでしょう。

物件によっては契約更新時(主に2年ごと)に更新料の他にペット居住のためとして家賃1ヶ月分を納めないといけない物件もあります。
毎月の家賃が9万円として、2年ごとの更新時に1ヶ月分の9万円を追加で払うとしたら、
9万円÷24ヶ月で月々3,750円家賃がUPした9万3,750円が実質の家賃になります。
月額にしたらわずかな金額のようですが、それを一気に9万円を更新時に支払う
のはちょっとキツイという方もいるかもしれませんね。
契約前に要確認です!

敷金・礼金

敷金は退去時のお部屋修繕費やクリーニング代に充てられる前金です。
礼金はお世話になる大家さんへのお礼金としての前金になります。
一般的な物件では敷金は家賃の0~3ヶ月分、礼金は0~2ヶ月分ですが、これがペット可物件になると敷金は1~4ヶ月分、礼金は同じ位の0~2ヶ月分になります。

ペット可物件はペットがお部屋を汚したりキズをつけてしまう可能性が高いので退去後の修繕費やメンテナンス費がかかるのでその分敷金も高くなります

しかしペットを飼っていると退去時の修繕費用が最初に支払った高い敷金分を超えてしまう場合も多々あるので注意が必要です。

特にオスの犬はマーキングする習性があるので壁や床にシミを作りやすかったりするので壁紙を貼り変えたりと大きな修繕が必要にもなるかもしれません。

退去費用を抑えるためにも日々のお掃除とペットのしつけが大切になってきます。
特にトイレのしつけは最初の段階でしっかり行いましょう。
ペットの臭いがお部屋に定着してしまうのを防ぐために空気清浄機や消臭剤を使うのもおススメです。

アップされた家賃の使い道は?

物件によって「ペットを飼育する場合は家賃をUPする」という物件があります。
大体が家賃UP分は退去後の修繕費用となることが多いですが、何に充てられるのかを確認しておきましょう。
場合によっては家賃UP分はペットの居住費なだけで、修繕費などのリスク費用ではないとしていることもあります。この場合は退去時に別に修繕費を支払わないといけなくなります。

家賃UP分は修繕費に充てると決められている場合は、退去時に原状回復の範囲やかかる修繕費用を確認しましょう。
家賃はUPされたのに、修繕費も支払う・・・といった二重払いになってしまわないように注意してください。

結果、一般的な物件よりもペット可物件のほうが、家賃はだいたい2割り増し、敷金はプラス1ヶ月分くらいで高くなります。
どうしてもペットと暮らしたいけど安く抑えたいという場合は、もともとペット可ではないけで入居者を呼び込むためにペットを許可しているマンションや、郊外にあるマンションなどをあたってみましょう。意外と一般マンション費用と変わらない位のマンションが見つかるかもしれませんよ。

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